緋弾のアリア8巻の感想(ネタバレあり)
※ネタバレ注意!ストーリーや内容を『あらすじ』として説明した後で、『感想』を書いています。
つまりネタバレ前提での感想記事です!
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緋弾のアリア8巻/赤松 中学
・『緋弾のアリア』の関連記事へ
【評価】
・いつも通り面白かったです。
・終わらない戦い
・意外過ぎる新ヒロインが登場!
<作品の特徴(5段階評価)>
おすすめ度: ★★★★
読みやすさ: ★★★★
ラブコメ量: ■■■■■
戦闘・バトルの量:■■■■
男女比: 男:女=1:1:3
・ハーレム系・銃撃戦・女装・恋心・理不尽
・宣戦会議!師団と眷属の戦争開始!
☆――(あらすじ)――☆
ジャンヌの進行で宣戦会議(バンディーレ)という会議が執り行われました。
異形の怪物たちが集まる中、それぞれ師団(ディーン)と眷属(グレナダ)という派閥に分かれて戦争をすることになりました。
キンジを代表とするチーム『バスカービル』は師団につくことになり、狐のような耳と尻尾が生えた少女、玉藻(たまも)と、レキの部族『ウルス』、巨大な剣を装備したシスターのメーヤ等が仲間となりました。
☆――(感想)――☆
宣戦会議に来ていた怪物たち全員が敵にならなくてよかったです!仲間が増えたのは心強いです。(相変わらず女性ばっかりですが……)
玉藻やメーヤもキンジと共闘していく中で、キンジのことを好きになってしまうのでしょうか。楽しみです。
前回は中国からの刺客に襲われ、今回は世界各地から超人たちが集まりました。今後の戦いは世界規模になっていきそうです。キンジたちのワールドワイドな活躍に期待!
・『殻金』を奪われたアリアの変化
☆――(あらすじ)――☆
吸血鬼ヒルダの力によって、アリアの心臓に埋め込まれている緋緋色金を覆っていた殻金(からがね)が外されてしまいました!
アリアが緋緋色金に取り憑かれて意識を乗っ取られないよう抑えているのが7枚の殻金でした。しかしその内5枚を眷族(グレナダ)のメンバーたちに奪われてしまいます。
その結果、殻金を奪われたこの日からアリアは心の制御が難しくなり、キンジに対しての思いを抑えることができなくなりました。
今まで以上に怒り易くなり、嫉妬し、暴走するようになったアリア。
アリアを元に戻すためにも、キンジは眷属(グレナダ)から殻金を取り戻していかなければいけません!
☆――(感想)――☆
やる気のないキンジが、強制的に戦うよう仕向ける良い展開だと思いました。殻金は全部で5つ。つまり最低でも5人と戦って殻金を取り戻さなくてはいけません。
流石にシャーロックほどの強敵はそうそういないと思いますが……まだ敵の実力は未知数。今の段階ではどのような戦いになるのか想像もできません。
しかも恐らく、殻金の持ち主は世界各国に散らばっています!
ここからの『緋弾のアリア』は日本を飛び出し、ワールドワイドに闘争を繰り広げていくことになりそうです。
頑張れキンジ!
・アリアの婚約者L・ワトソン登場!
☆――(あらすじ)――☆
強力な電気を操る吸血鬼、ヒルダに襲撃されたアリアとキンジ。感電して動かなくなり、絶体絶命の窮地を救ったのは、アリアの婚約者(フィアンセ)であるL・ワトソン(エル・ワトソン)でした。
L・ワトソンはかつてシャーロックの相棒であったワトソンの子孫で、秘密結社フリーメイソンのメンバーです。
故に彼の素性は秘匿されていて、アリアも自分の婚約者が実在したことを初めて知ったようです。
後日ワトソンは東京武偵高に編入してきて、キンジ・アリアと同じクラスになりました!
☆――(感想)――☆
キンジがまた、女の子を『きゅん』とさせていました。
それも2回。
新ヒロイン誕生です。
ヒロインが増えるペースが早すぎます!1巻で1人ヒロインを増やしていくつもりでしょうか!?
ヒロインが増えすぎてもまとまりが無くなってしまうので、いい塩梅で落ち着くことを願っています。
ワトソンはまた……今までに無いタイプの強烈なキャラクターです!
男であるハズなのに表紙で女子制服を着ています。おかしいですね。(最初表紙を見た時、私は平賀さんだと思ったのですが、ワトソンでした)
アリアと婚約していることもあり、今後ワトソンがどんな立ち位置になるのかサッパリ分かりません。
しかしキンジたちの仲間が増え、賑やかになっていくのは間違いなさそうです。
これもキンジの人を惹き付ける魅力なのでしょうか?羨ましい能力です!
・吸血鬼ヒルダの奇襲
☆――(あらすじ)――☆
かつて闘った吸血鬼ブラドの娘であるという、ヒルダが奇襲を仕掛けて来ました。
ワトソンとの戦闘で既に疲弊しているキンジですが、アリアを救出するため更なる戦いへと足を踏み入れます。
☆――(感想)――☆
ほぼ回避不能で、食らうと一発で戦闘不能になる電撃攻撃。
これはもはやチートかと思ったのですが……冷静に考えてみればこれまで散々使ってきた銃での一撃も似たようなものです。奇襲されれば回避不能の一撃必殺攻撃。
そう考えるとアリアもキンジは、本当によくここまで生き延びてこれたものです。
次回はヒルダとの戦闘になりそうですが、彼女はブラドと同じ吸血鬼。頭を銃で撃ち抜いても再生してしまいます!
人間相手とは違った戦いを求められることになりますが、どんなバトルになるか楽しみです。
(「緋弾のアリア」8巻の感想・ネタバレあり)
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