緋弾のアリア6巻[絶対半径2051]の感想(ネタバレあり)謎の少女レキと暮らす日々

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緋弾のアリア6巻[絶対半径2051]の感想(ネタバレあり)

※ネタバレ注意!ストーリーや内容を『あらすじ』として説明した後で、『感想』を書いています。
つまりネタバレ前提での感想記事です!

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緋弾のアリア6巻
/赤松 中学
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【評価】
・いつも通り面白かったです。
・またヒロインが増えた!
・修学旅行

作品の特徴(5段階評価)
おすすめ度:   ★★★★
読みやすさ:   ★★★★★
ラブコメ量:   ■■■■■
戦闘・バトルの量:■■■■
男女比:     男:女=1:3
・高校生活・銃撃戦・ハーレム系・ロボット少女・同棲

・今度のヒロインはレキ!

――(あらすじ)――
5巻のラスト。
キンジに銃口を突きつけ、衝撃のプロポーズをしてきたレキ。
普段から何を考えているか分からないレキですが、『風』という物に命令されてこのような行動に出たようです。
レキの銃撃から逃れることはできず、一時的にキンジはレキとの結婚を受け入れることになってしまいました。

――(感想)――
今まで目立たなかったレキがいきなり仕掛けてきました!
想定外です。
アリアは凶暴、理子は底抜けに明るく、白雪はおしとやか(たまに凶暴化)。
そして今度は無口で無表情のレキが来ました。
色んなタイプのヒロインがいて面白いです!

レキは無口な性格とは裏腹に、今までのヒロインの中でもかなり行動力があります。今までそんな素振りが無かったのにも関わらず、いきなり結婚を申し込むヒロインは早々いません!
静かな雰囲気とは違い、なかなか波乱を呼び込むヒロインです。

・常にレキと一緒の生活

――(あらすじ)――
レキのプロポーズを受けて以来、レキはずっとキンジの後をついて回るようになりました。
キンジ、レキ、ハイマキ(狼)が連なって歩いている様子に、回りも興味津々です。

キンジとしてはレキと結婚するつもりは無いため、レキと仲良くなって話し合いで解決する道を模索します。
しかし相手は感情に乏しいため、キンジの思惑は困難を極めるのでした。

――(感想)――
レキとキンジが一緒に生活するようになって、レキの能力の高さが際立ってきました。
レキの視力が両目ともに6.0なのは前から明かされていましたが、それに加え動物と意思疏通ができることも発覚!(人間とはできないのに)
ハイマキを従えたり、あっという間に猫を自分の周りに集めたり。他の女性キャラには無い独特な特殊能力!なんとも不思議なヒロインです。

・レキが見せた感情

――(あらすじ)――
『ロボット・レキ』というアダ名が付くほど無表情なレキですが、キンジとの共闘中に死の間際まで追い詰められるシーンがありました。
その際、キンジを生かすために自分を犠牲にしようとし、重傷を追いながらもキンジに微笑みを見せ、『(結婚する相手が)あなたでよかった』と、自身の想いを吐露する場面がありました。

――(感想)――
はじめの内は強引にキンジと婚約したため、あまりレキに良い印象はありませんでした。しかしピンチになった時に人の本質が出ます。レキの印象が一気に変わり、急に魅力を感じるようになりました。
(けっこうレキを好きになってしまったかもしれません)

ストーリーにそこまで関わってこなかったため、今まではレキのことを何とも思っていない読者が多かったと思います。
しかし無表情キャラが急に感情を出してくるのは胸に来るものがありました。

要領の良い彼女は、他のヒロインが照れたり遊んだりしている間にしれっとキンジと深い仲になっていそうで恐ろしいです!
狙撃手だけに、レキは予測不能な伏兵としてこの作品を盛り上げてくれそうです。

・レキの正体?

――(あらすじ)――
キンジたちの危機を察知し、白雪と妹の風雪(かざゆき)が助けに来てくれました!
そして風雪の口から、レキの意外な正体が明かされます。

「蕾姫(レキ)────?」

「この御方は源義経様──チンギス・ハンの末裔。大陸の姫君です」

――(感想)――
はい。最後に爆弾を投下して終わるという、もはやこのシリーズお馴染みの手法です。
どうやら『チンギス・ハンの正体は源義経である』という学説があるようですが、にわかには信じられません。

今まで苗字すら不明だった謎の少女・レキ。
次の7巻では彼女の素性が更に明るみになることでしょう。
楽しみです!

(「緋弾のアリア」6巻の感想・ネタバレあり)

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