鬼滅の刃5巻の感想まとめ※ネタバレ注意 蜘蛛鬼・累(るい)との決戦に富岡義勇が駆け付け、胡蝶しのぶと敵対する

『鬼滅の刃』5巻(コミックス)の感想です。
※最初に『あらすじ』として内容を紹介してから感想を書いているため、ネタバレ注意です!

鬼滅の刃 5巻

(画像をクリックするとAmazon商品ページへ飛びます)

鬼滅の刃5巻
作者:吾峠 呼世晴
レーベル:ジャンプコミックス
発売日:2017年3月3日
定価:484円(税込み)
ページ数:192ページ
収録話:第35話~第43話
(アニメ1期、18話~21話中盤までの内容)
判型:新書判
・『鬼滅の刃』の関連記事へ

第35話:散り散り
★あらすじ★
顔面が蜘蛛の大きな鬼は体が堅く、炭治郎と伊之助は腕すら切断できなかった。炭治郎が木を斬り倒して鬼を下敷きにするが、その木を振るわれ、炭治郎は遠くまで鬼に叩き飛ばされてしまった。

★感想★
大木をいとも簡単に斬り倒してしまう炭治郎。
そしてその大木をいとも簡単に振り回して、炭治郎をホームランよろしく遠くへ飛ばしてしまう蜘蛛頭の大鬼。
どちらも想像以上に強くて驚きました!
ただ鬼と剣士が斬り合っているだけだと、絵で見てもその強さは分かりにくいです。しかし巨大な木が入ることで、炭治郎の剣技の鋭さ、そして鬼の怪力が伝わりました。

そしてタイトル通り散り散りに分断されてしまった炭治郎と伊之助。
状況は悪くなる一方です!
伊之助はもう戦える状態ではないのに、強力な蜘蛛頭の鬼を1人で相手しなくてはなりません。
ハッキリ言うと、この大鬼を倒すことは不可能だと思います。
意地を張らないで逃げて!伊之助!!

第36話:これはやべぇ
★あらすじ★
炭治郎が蜘蛛頭の大鬼に飛ばされた先では、少年の鬼が、自身の姉である少女の鬼を折檻していた。
幼い容姿の少年鬼は、自分たちは家族で、強い絆で結ばれていると言うが炭治郎はそれを否定する。
そこへ一名の鬼殺隊士がやって来て少年の鬼に斬りかかるが、蜘蛛の巣状の糸によって、一瞬でバラバラに切り刻まれてしまった。

伊之助と蜘蛛頭の大鬼の戦いも続く。

★感想★
いわゆる『サイコロステーキ先輩』が出てきました。人が死んだというのに、一体何が面白くてこの茶化した呼び名が広まったのか分かりません。
怖気が走るシーンです!

どうやら少年鬼は『家族』や『絆』という物に強い執着があるようです。
しかし鬼の思考は人間と違うようで、少年鬼は力づくでそれを手に入れようとしていました。
炭治郎はその絆を「そんなものは偽物だ」と指摘し、鬼が激怒したところで伊之助のシーンに切り替わりました。
どうやらここからは個人戦のようです。もう合流は期待できそうにありません。
それぞれが目の前にいる鬼に対処しなくてはなりません!
全員が生きて帰れることを祈りましょう。

伊之助の方はもう戦えないかと思っていたのですが、意外と大鬼を追い込んでいました!本当にタフです。
しかし大鬼が脱皮して更に巨大化!
こんなにお手軽にパワーアップできるのはズルいです!(それとも今までの経験値が溜まって、進化したみたいなことなのでしょうか)
何にせよ今度こそ、伊之助だけでどうこうできる相手ではなくなってしまいました。
戦うのか、逃げるのか、誰かが助けてくれるのか。
どうにかこの修羅場を潜り抜けて欲しいところです。

第37話:折れた刀身(とうしん)
★あらすじ★
蜘蛛の頭の鬼は脱皮して更なる巨体になった。
そのあまりの威圧感に伊之助は勝負を諦めてしまいそうになるが、炭治郎と、自分に良くしてくれた老婆(炭治郎たちと休息した屋敷の主)の言葉を思いだし、奮起して戦う。

伊之助は絶体絶命のところまで追い詰められたが、そこへ富岡義勇が駆け付け、鬼を一瞬で斬り倒した。

★感想★
脱皮する前から、相手の鬼は明らかに格上でした。
それでも伊之助は物怖じせずに戦っていたので、伊之助が敵に対して弱腰になることはないと思っていました。
しかし!
脱皮した鬼に対しては一時戦意を喪失して死を受けれてしまいました。
弱気になる伊之助はかなり珍しいです!

頭のネジが完全に外れているのかと思っていたのですが、人間らしい判断力も残っているようでなんだか安心しました。

最後は富岡さんが伊之助を助けてくれました!
炭治郎の家族の時は間に合いませんでしたが、今回は間に合ってくれました。
伊之助では太刀打ちできなかった相手を一瞬で倒してしまいました。
これを見た伊之助はワクワクが止まりません!
今の今まで命の危機だったというのに、随分と切り替えが早いものです。
しかしいい加減体を休めなくてはいけません。
無鉄砲に暴れて、どんどん傷ついていく伊之助が心配です。
(誰か彼を止めて!)

第38話:本物と偽物
★あらすじ★
伊之助は富岡義勇に勝負を挑むが、瞬時に縛り上げられてしまった。

鋭い切れ味の蜘蛛の糸で攻撃して、少年の鬼は炭治郎の日輪刀を切断してしまう。
糸の攻撃をついに避けきれなくなったが、間一髪のところで禰󠄀豆子が出てきて炭治郎を庇った。

鬼になっても兄を庇う禰󠄀豆子の姿に少年鬼は感動し、妹を寄越すよう要求するが炭治郎は頑として譲らない。
少年鬼は自身が十二鬼月であることを明かし、再度炭治郎に襲いかかった。

★感想★
日輪刀が折れてしまいました!
じゃあもうダメじゃないですか。対抗する手段がありません。
武器の強度不足でダメージを与えられません。これはなかなかの絶望です。

しかし禰󠄀豆子がいることを忘れていました!
いつも炭治郎がピンチになると出てくれるお助けチートキャラです。何といっても不死身!
女の子に対してこんなことを言いたくはないですが、最高の肉壁です。
兄を守る頼もしい妹。できれば逆の立場の方がかっこいいのですが、守りの面では妹の方が強いので仕方ありません。

兄妹の絆を見た『累(るい)』という名の少年鬼は、禰󠄀豆子を寄越せと言い始めました。
炭治郎としてはもちろん承知できる訳がありません!
刀は折れてしまいましたが禰󠄀豆子が覚醒して、富岡さんたちが那田蜘蛛山に来てくれています。
助けが来るまでの辛抱です!
相手は十二鬼月だそうですが、禰󠄀豆子と共になんとか堪えてくれることを期待しています。

第39話:走馬灯の中
★あらすじ★
禰󠄀豆子が少年鬼、累(るい)の蜘蛛糸によって奪われてしまった。
禰󠄀豆子は爪を立て引っ掻いて抵抗したが、糸で縛り上げられ宙吊りにされてしまう。

炭治郎は一撃ごとに威力を増していく連撃技、『水の呼吸 拾ノ型 生生流転(せいせいるてん)』によって折れたままの日輪刀で少年鬼の糸を斬ることに成功。
しかし少年鬼は血鬼術により更に糸の強度を高め、蜘蛛の巣状の斬撃で炭治郎を仕留めにかかった。

★感想★
炭治郎の新しい技が出ました!
拾ノ型(じゅうのかた)、生生流転(せいせいるてん)。
水の呼吸は全部で10種類あるとのことでしたが、これが10番目。つまり最終奥義のような物なのでしょうか。
だんだんと威力が上がっていく連撃技とのことですが、威力を上げたとて刀の耐久力がもたないようでは意味がありません。
ただでさえ炭治郎の刀を切断するほど強い糸でしたが、十二鬼月である少年鬼、累(るい)は血鬼術を使って更に糸の強度を上げてきました!
技が通用するかより、個人的には刀がもつのかが心配です。

次の瞬間に炭治郎が切り刻まれてしまいそうな絶望の状況。
しかし炭治郎は父親の言葉を思い出し、何らかの糸口を見つけたようです。
父・炭十郎の言葉:「炭治郎 呼吸だ 息を整えて」 「ヒノカミ様になりきるんだ」
炭治郎の父親から『呼吸』というワードが出て来ました!
まさかお父さんも「○○の呼吸」のような御業の使い手だったのでしょうか!?
これまでは水の呼吸、雷の呼吸、我流・獣の呼吸などが登場しています。
窮地の炭治郎からどんな技が飛び出すのか楽しみです!

第40話:ヒノカミ
★あらすじ★
炭治郎は昔父親から教わり継承した神楽(かぐら)を思い出し、『ヒノカミ神楽 円舞(えんぶ)』によって累(るい)の血鬼術の糸を断ち切った。

少年鬼・累は尚も攻撃を続けるが、炭治郎は糸を斬り続ける。
宙に縛り上げられていた禰󠄀豆子が血鬼術『爆血(ばっけつ)』に目覚めて炭治郎の攻撃を援護する。
炭治郎はそのまま折れた刀で鬼の首を斬り飛ばした。

★感想★
今まで水の技を使ってきたのに、打って変わって炎の技が出ました!
水と炎、2つの力を操れるのはカッコイイです。
欲を言えば伊之助のように二刀流になって、右と左でそれぞれ水と炎を扱えるようになると尚カッコイイです!(中二病臭が出てしまうかもしれませんが)
『水』と『炎』は相容れない真逆の属性なので、炭治郎が今後どう使い分けして、どんな先頭スタイルになっていくか想像すると胸が踊ります。

しかし、あまりに突然の新技習得に驚きました。
通常、新しい技を習得するために修行したりするものですが、炭治郎は神楽を思い出しただけです。
しかもそれで、水の呼吸よりも強い斬撃が出せるようになってしまいました。
やや納得がいかない気もするので、後で深掘りが欲しいところです。

炭治郎は父親を思い出して、そして禰󠄀豆子は母親の言葉によって新技に目覚めました。
父と母。兄と妹。人間と鬼。対比の効いた演出が素敵でした。

第41話:胡蝶しのぶ(こちょう しのぶ)
★あらすじ★
少年の鬼、累(るい)の力を分けてもらい、累の家族の鬼たちは姿かたちを変えて生きていた。
(母親役の鬼も、元は少女の鬼だった)

富岡義勇と一緒に那田蜘蛛山に来た女性剣士、胡蝶しのぶは姉鬼を発見。
しかし姉の鬼は、累に無理矢理従わされて人を殺していたと言う。

胡蝶しのぶは姉鬼に対し、「助けてあげます。なかよくしましょう」と言い、今まで喰った人間の分だけ拷問を受けることで許すと言った。

これを聞いた姉鬼は怒りを顕わにしたが、胡蝶しのぶは毒の刀で刺し、鬼の首を切ることなく毒殺した。

★感想★
胡蝶しのぶという、一風変わった女性剣士が現れました。
問答無用で鬼を切り捨てるのではなく、鬼の人格を認めて、対話し仲良くしようとしていました。
しかし富岡義勇が既に28話で、このスタンスをキッパリと否定しています。
義勇:「無理な話だ 鬼が人を喰らう限りは」
メチャクチャごもっともな発言です!
それと同時に、人を食べない鬼である禰󠄀豆子のことを意識した発言のようにもとれます。
富岡さんはクールなキャラなので分かりにくいですが、人に害のない禰󠄀豆子は見逃してくれています。
今回那田蜘蛛山に来てくれた二人とも、鬼に対して寛容なのは興味深いです。

今まで鬼を倒す手段は、日光か、日輪刀で首を切り落とすかしかありませんでした。(例外的に無惨の呪いの力で倒れた鬼もいましたが)
しかし今回、毒が効くことが判明しました!
しのぶさんが自ら開発した独自の毒なのだそうです。
毒を開発できる人は戦いの前線に出てこない方が良いのでは!?
とても有用なので、鬼用の毒の生産に専念して欲しいです!

現状、鬼退治の方法は刀による接近戦しかありません。とても危険です。
しかし仮に、バルサンを炊くように鬼の『駆除』ができるようになれば、とても安全に鬼を倒せます!
毒というのは面白い新要素だと思いました。

第42話:後ろ
★あらすじ★
首を斬られたはずの少年鬼、累(るい)は消滅することなく立ち上がった。
累(るい)は炭治郎に斬られる前に、自分の糸で自分の首を斬っていた。


累は、力を使い果たし動けない炭治郎にトドメを刺そうとするが、そこに富岡義勇が駆け付ける。
義勇はオリジナルの技、『水の呼吸 拾壱の型 凪(なぎ)』によって蜘蛛糸の攻撃を全て無効化する。
戸惑う累の首を、義勇は速やかに斬り落として勝利した。


★感想★
義勇さんが強すぎます!
『水の呼吸の拾壱の型、凪(なぎ)』はどんな攻撃も無効化できるのでしょうか。だとしたら正面から戦えば無敵の能力です!
一切の攻撃が効かないのは流石にチート技なのでは!?
炭治郎は絶体絶命のピンチでしたが、義勇さんが来てくれた途端に張りつめていた空気が和らぎました。
すごい安心感です。

炭治郎たちで決着を付けて欲しかった気持ちもありますが、これにて一件落着。
伊之助も炭治郎も、そして善逸も助かりそうで良かったです。
祝・全員生還!
善逸は毒のせいで髪の毛が抜けていたため、ハゲてしまうかもしれませんが、命があるだけ有難いです。
今回は本当に死線でした。3人ともお疲れ様です。
しばらくの間はゆっくりと体を休めて欲しいです。

第43話:地獄へ
★あらすじ★
少年鬼、累(るい)は人間だった頃、病弱で歩くこともままならなかった。
累は鬼になり強い体を手に入れたが、人を食うようになったため、彼の両親は累を殺そうとした。
累は自身の手で両親を殺害し、以降家族の絆に強い憧れを持つようになった。

少年鬼の累を討伐後、胡蝶しのぶが現れて禰󠄀豆子を討伐しようとしたが、義勇がこれを阻止した。

★感想★
以前の伊之助の時もそうでしたが、胡蝶しのぶも禰󠄀豆子をただの『鬼』と認識して襲って来ました。
善逸だけは例外でしたが、今後も他の鬼殺隊と会う度に、いちいち禰󠄀豆子のことを説明しなくてはいけないのでしょうか!?
鬼殺隊は鬼を滅殺する部隊です。事情を説明しても納得してくれない隊士もいるかと思います。
その場合は鬼を庇う炭治郎も鬼殺隊から粛清対象と見られてしまう可能性すらあります。
鬼を連れて鬼殺隊として活動するのは、想像以上にデリケートで難しいことなのかもしれません!

最後は義勇さんが禰󠄀豆子を庇い、胡蝶しのぶと対立した状態で第5巻は終了。
激戦を終えたばかりですが、もう一悶着乗り越えなくてはならないようです。
人を襲わない鬼・禰󠄀豆子のことが鬼殺隊に認められて、堂々と連れ歩けるようになってくれたら嬉しいです。

以上。
『鬼滅の刃』5巻の感想(ネタバレあり)でした。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次