『鬼滅の刃』2巻(ジャンプコミックス)の感想です。
※最初に『あらすじ』として内容を紹介してから感想を書いているため、ネタバレ注意です!
鬼滅の刃 2巻
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鬼滅の刃2巻/吾峠呼世晴
(アニメ1期、5話~9話の内容)
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第8話:兄ちゃん
★あらすじ★
異形の鬼の首を『水面斬り』で切断。
炭治郎は錆兎(さびと)と真菰(まこも)の仇を討った。
最終選別を生き残り合格したのは、炭治郎を含む5人だけだった。
合格者にはそれぞれ、鎹鴉(カスガイガラス)というカラスを付けられた。(一人だけカラスではなくスズメを付けられた)
鬼殺隊には十段階の階級があり、晴れて炭治郎は一番下の階級『癸(みずのと)』となった。
★感想★
炭治郎の『水面斬り(みなもぎり)』はしかと異形の鬼の首を切り飛ばしていました!
どこまで手で、どこが首なのかよく分からない頭部をまとめで一刀両断です!
炭治郎の倍以上背丈のある相手の、首の位置まで駆け上がる脚力。広範囲をまとめて切り飛ばしてしまう腕力。パワーだけでも相当なものだと分かります。
もはや鬼より炭治郎の方が怪物です!彼が心優しい少年で本当に良かったです。
今まで倒せなかった異形の鬼を倒したということは、炭治郎は最終選別の通過者の中でも抜きん出た実力を持っていることになります。
これは成長が楽しみです!
さて、最終選別は『7日間生き延びる』という内容だったので、もっと話数がかかると思っていました。しかしたったの2話で終わってしまいました!
NARUTOの中忍試験のようなイメージがあったのでやや拍子抜けです。
修行時代の2年間もすぐに終わっていましたし、このテンポの良さも『鬼滅の刃』の魅力なのかもしれません。
最終選別後、炭治郎が素行の悪い少年の腕を掴み、強く握って前腕の骨を折ってしまうシーンがありました!
炭治郎は基本的には優しいのですが、場合によっては躊躇無く実力行使もするようです。怒らせたら怖いという、新たな一面が見えました。恐ろしい……。
最終選別の案内役の女の子は、炭治郎が少年の腕を折ったところを見ても、「お話は済みましたか?」と淡々と話を進めようとしていて面白かったです。(面白がる場面ではありませんが!)
案内役の女の子が冷静過ぎです!
第9話:おかえり
★あらすじ★
最終選別を生き残り鱗滝のところへ戻ると、ずっと眠っていた禰󠄀豆子が目覚めていて、戸を蹴破り炭治郎に抱きついてきた。
鱗滝も二人を抱き締め、「よく生きて戻った!!!」と炭治郎を称えた。
後日、鋼鐵塚(はがねづか)という鍛冶師が炭治郎の刀を届けに来た。
鬼を倒すための刀、日輪刀(にちりんとう)は別名『色変わりの刀』と呼ばれ、持ち主によって刀身の色が変わる。
炭治郎の日輪刀は黒色の刀身となった。
炭治郎についていた鎹鴉(カスガイガラス)が人語を喋り、鬼狩りとしての最初の仕事を告げた。
「北西ノ町ヘェ向カェェ!!」
「北西ノ町デワァァ 少女ガ消エテイルゥ 毎夜毎夜 少女ガ 少女ガ 消エテイル!!!」
★感想★
ずっと眠ったままだった禰󠄀豆子が起きました!
めでたいのですが、眠り続けていた理由は結局何だったのでしょう?
謎です。
ともかくこれで炭治郎は鬼殺の剣士になり、禰󠄀豆子も一緒に行動できるようになりました。
2年間ずっと山籠りをしていましたが、いよいよ物語が動き出します!
どんな冒険が待っているのか楽しみです。
それにしても、禰󠄀豆子が口に付けている猿ぐつわのような竹が気になります。
どうしてもSMプレイのような物を連想してしまうというか。
ちょっと背徳感を感じてしまいます。
鱗滝さんが炭治郎と禰󠄀豆子をまとめて抱き締め、「よく生きて戻った!!!」と言っていましたが……自分の弟子を死地へ向かわせる気持ちはどんなだったのでしょう。
これまで何人もの弟子たちを最終選別へ向かわせ、その多くは戻ってこなかった訳です。
1巻で「お前を最終選別に行かせるつもりはなかった」と言っていた理由がよく分かりました。
そして鱗滝さんの家で数日が経過。
またしても難しい名前人が、しかもひょっとこのお面を付けて出てきました!
難しい名前とお面が多すぎです!
『鋼鐵塚』と書いて『はがねづか』と読むそうです。『鐵』は『鉄』の異字体だそうです。
いかにも鍛冶職人らしい名前ですが、ひょっとこのお面は作業中邪魔じゃないのでしょうか!?
ひょっとこは火の神、竈、鍛冶などにゆかりがあり、ピッタリなお面だとは思います。
しかし鱗滝さんも含めて、一体どういう文化なのか謎過ぎます。
そして最後。
なんとカラスが喋りました!
だんだん何でもありになってきたこの作品。
いよいよ炭治郎と禰󠄀豆子が旅立つようで楽しみです!
第10話:人攫い沼
★あらすじ★
炭治郎は禰󠄀豆子を背負い、毎晩少女が消えているという町にやってきた。
自身の許嫁が行方不明になってしまったという若者、和巳(かずみ)から情報を聞き出し、炭治郎は鬼の行方を探る。
夜、少女を誘拐していた鬼を見つけ、炭治郎と鬼の戦いが始まった。
鬼は地中を泳ぐように潜って移動するが、炭治郎は匂いで鬼の場所を感知して攻撃する。
鬼が地中から出てくるタイミングで炭治郎は刀を振ったが、似た姿の鬼が3匹同時に地中から飛び出して来たため、炭治郎はうまく首を斬ることができなかった。
★感想★
やはりこれからは、禰󠄀豆子と一緒の二人旅になるようです。
他の家族のことは残念でしたが、炭治郎と禰󠄀豆子だけでも生き残ってよかったです!
これからも強く生き延びて、いつか禰󠄀豆子が人間に戻れることを祈っています。
許嫁を失った和巳さんは見るからに傷心している様子でいたたまれません。
鬼による被害は、食い殺された本人だけではありません。親族や恋人など周りの多くの人々に悲しみを残していきます。
やはり鬼というのはあってはならない存在です!和巳さんの姿を見て改めてそう感じました。
そして鬼との戦闘開始!
地中を潜って移動する能力に加えて、3人に増える能力。
炭治郎が鬼狩りとなってから初めての相手ですが、いきなり特殊能力が盛り沢山です!
狭霧山で戦った、沢山手が付いてる鬼は『異形の鬼』。今回出てきた、超能力のような異質な能力を持つ鬼は『異能の鬼』。
鬼にも種類があることが分かってきました。
まだ序盤ですが敵が強すぎないでしょうか!?
異形と異能。早くも両方登場してしまいました。
ここから更に戦いが激化していくことを考えると、どんな凶悪な能力が出てくるのやら恐ろしいです!
第11話:暗示
★あらすじ★
和巳(かずみ)の婚約者であった里子(さとこ)は、既に鬼に食われていた。
鬼との戦闘中。
炭治郎の背後から鬼が攻撃をした際、箱から禰󠄀豆子の足が飛び出し、鬼を迎撃した。
そのまま怒った様子で、禰󠄀豆子は体を大きくして箱から出る。
“人間は皆お前の家族だ”
“人間を守れ 鬼は敵だ”
“人を傷つける鬼を許すな”
禰󠄀豆子は鱗滝によって、鬼から人を守るよう暗示をかけられていた。
★感想★
禰󠄀豆子も戦えることが発覚!
これは嬉しい誤算です!
しかも普通の鬼より禰󠄀豆子の方が強そうです。
厳しい鍛練を積んだ炭治郎が強くなったのは分かりますが、禰󠄀豆子はずっと眠っていただけです。どうしてこんなに強くなったのでしょうか。
人を食べませんし、喋ることができませんし、禰󠄀豆子は普通の鬼とはだいぶ違うように感じます。
禰󠄀豆子の体がどうなってしまってたのか気になるところですが、炭治郎と禰󠄀豆子がタッグを組んで共に戦うようになるというのはアツい展開です!
これからの2人の戦いが楽しみです。
第12話:言えない
★あらすじ★
和巳(かずみ)と攫われた女性の守りを禰󠄀豆子(ねずこ)に任せて、炭治郎は鬼が作り出した沼の中へ自ら入っていった。
水の中で真価を発揮する技、『水の呼吸 陸の型 ねじれ渦』によって、分身している2匹の鬼を打ち倒す。
沼から出た炭治郎は残った1匹の鬼を追い詰め、鬼を生み出している鬼、炭治郎の家族の仇である鬼舞辻無惨(きぶつじ むざん)の情報を聞き出そうとする。
しかし鬼は怯えた様子で「言えない」と答えた。
★感想★
驚くほど炭治郎が強くなっています!
地面や壁を沼状にして潜る異能を持ち、更に3匹に分身している鬼をものともしません!
頼もしくなってくれたのは嬉しいのですが、今後はもっと強い敵が出てくるということであり、一体どんな厄介な能力が飛び出すのやら恐ろしいです。
鬼舞辻無惨なら、禰󠄀豆子を人間に戻す方法を知っていそうだと鱗滝さんは言っていました。
しかし、藤襲山(ふじかさねやま)の鬼も含めて、鬼たちは鬼舞辻の情報を全く教えてくれません。
情報が無いことにはどうしようもありません。
禰󠄀豆子を人間に戻すのは大変そうです……。
第13話:お前が
★あらすじ★
「言えない」「言えない」を連呼し、鬼は鬼舞辻無惨について教えることを拒んだ。
仕方なく鬼を倒した後、炭治郎は東京府 浅草に向かった。
夜でも明るく栄えている町並みに炭治郎は圧倒されてしまう。
炭治郎が屋台でうどんを食べようとした瞬間、家族を殺した仇の匂い、鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)の匂いをかぎとった。
走って匂いの元へ向かうと、高貴な身なりで人間に扮している鬼舞辻無惨がいた。
娘をかかえ、妻と会話する様子から、鬼舞辻無惨は普段人間として暮らしていることが伺えた。
炭治郎との問答中、無惨は突然通行人の1人を傷つけて鬼にしてしまった。
★感想★
鬼舞辻無惨の情報を鬼から聞き出せないで行き詰っていたところに、まさかのご本人登場です!
高貴な雰囲気でフォーマルな服装でした。
ハットを被っているのは、もしかしてツノを隠すためでしょうか。
正直、あまり強そうではありません。
ここで元凶を倒して話が終わる──なんてことにはならないと思いますが、この出会いは大きなターニングポイントになりそうです。
細かいところですが、この大正時代では、東京は『府』だったのですね。勉強になります。
そして何の罪もない通行人が、いきなり鬼にされてしまいました!
まさに鬼の所業。
人としての人生をこうもあっさりと終わらせてしまう、鬼舞辻無惨という存在はやはり放ってはおけません。
せっかく本人と出会えたので、何かしら爪痕を残しておきたいところですが、傷は鬼を負わせてもたちまち回復してしまうため難しそうです。
第14話:鬼無辻の癇癪・幻惑の血の香り
★あらすじ★
鬼にされた通行人が暴れだした。
それを炭治郎が抑えている間に、鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)は立ち去ってしまう。
警官がやってきて騒ぎになっている所に謎の鬼の女性が現れ、幻惑する能力を使ってその場を納めてくれた。
その後。
鬼舞辻無惨は路地裏で「青白い顔しやがってよお 今にも死にそうじゃねえか」と因縁をつけられ激怒し、通行人を殺害した。
その後、2匹の鬼を呼び寄せて、炭治郎の頸を持ってくるように命じた。
★感想★
せっかくラスボスと邂逅したにもかかわらず、随分あっさりと別れてしまいました。拍子抜けです。
鬼舞辻無惨の方から離れていきましたが、どうして炭治郎を襲わなかったのでしょうか。
人間として擬態して生活していたようなので、奥さんや娘に自分の正体を見せることを嫌ったのでしょうか。
ともかく炭治郎が無事に済んでよかったです!
鬼の女性が自分の腕を引っ掻いて血を流すシーンが、ちょっとグロかったです。
この謎の鬼の女性ですが、ツノは生えていませんでした。
随分と理性的ですし、どうやら普通の鬼ではなさそうです。
炭治郎のことを助けてくれたので敵ではなさそうですが、きっと重要人物なのでしょう。
鬼舞辻無惨はもっと残虐なイメージだったのですが、人と肩をぶつけても自分の方から「すみません」と謝っていました。
こんなに気品があって理知的な人物だったとは。意外でした。
第15話:医師の見解
★あらすじ★
炭治郎を助けた鬼の女性は珠世(たまよ)といい、そばに仕えている少年の鬼は愈󠄀史郎(ゆしろう)という名だった。
珠世は鬼でありながら鬼舞辻無惨(きぶつじ むざん)を倒そうとしていた。
愈󠄀史郎は珠世が鬼にした少年だった。
珠世は鬼を人に戻す方法はあると言い、それを達成するため炭治郎に2つのお願いをした。
1つは妹の禰󠄀豆子の血を調べさせてもらうこと。
もう1つは鬼舞辻無惨の血が濃い鬼の血を採取してくること。
鬼舞辻の血が濃い鬼というのは、それだけ強い鬼であるため、倒すのは困難を極める。
それでも妹を人間に戻すため、炭治郎は珠世に協力することにした。
★感想★
鬼にも色んなタイプがいるのですね……。
珠世さんと愈󠄀史郎は人を食べないため、同じ人間として接することができます。
禰󠄀豆子を人間に戻す手伝いをしてくれるため味方ではあるのですが、なんとも不思議なポジションのキャラです。
珠世さんのようなイレギュラーの鬼もいましたが、喋れない鬼は禰󠄀豆子だけです。
どうして彼女は話せなくなってしまったのでしょう。
炭治郎は人間に戻そうとしていますが、禰󠄀豆子本人はどう思っているか、本人の意見が聞けないのは残念です。
さて、珠世さんは禰󠄀豆子を人間に戻す方法はあると断言しました。
鬼舞辻無惨本人と会うこともできましたし、今まで手がかりが全く無い状態だったのが大躍進です。
これで話が分かりやすくなりました!
これからはより強い鬼を倒して、血を集めることが目標になります。
今までより更に過酷な戦いが増えそうですが、妹のために頑張って欲しいです。
第16話:手毬遊び
★あらすじ★
珠世(たまよ)と愈󠄀史郎(ゆしろう)が住む邸宅に2体の鬼が現れ、強襲を仕掛けた。
朱紗丸(すさまる)という女の鬼は毬(まり)を投げて家屋を破壊し、愈󠄀史郎の頭部を消し飛ばした。
珠世と愈󠄀史郎はその後も攻撃を受けるが、鬼であるためすぐに回復した。
強靭な力で毬を投げる朱紗丸と、その毬の軌道を操る鬼、矢琶羽(やはば)。
鬼の連携に苦しめられる炭治郎だったが、この鬼たちから血をとって見せると高らかに宣言した。
★感想★
愈󠄀史郎、矢琶羽(やはば)、朱紗丸(すさまる)……やはり『鬼滅の刃』は人の名前が異様に難しくて独特です!
読み始めて慣れてしまえば平気ですが、このキャラクター名のクセの強さで、読む前から倦厭してしまう人もいるのではないでしょうか。(読んでみると面白いのですが)
さて、この第2巻は2体の鬼たちと戦闘が始まったところで終了となりました。
この2体も強いのだとは思いますが、前に戦った鬼の能力が凄すぎて、その強さがやや霞んで見えてしまいました。
3体に分身して、地中や壁など自在に潜ることができる能力が凄すぎました。
手を6本生やして高威力の毬を投げてくる朱紗丸の能力は分かりやすいですが、『謎の矢印を操る』矢琶羽は、どういう能力なのかいまひとつ分からない部分があります。
2人合わさってより厄介な能力になっているようなので、セオリーとしては2人を分断するか、まず1人を集中攻撃して倒してしまうのが良さそうです。
炭治郎と鬼たちがどんな戦いを繰り広げるのか楽しみです。
余談ですが、以前鱗滝さんが「鬼の強さは基本的に人を食った数だ」と言っていました。
しかし朱紗丸は、無惨から血を分けてもらって強くなったと言っていました。
ということは、鬼が強くなる方法は、実際には2通り以上あるということでしょうか。
鬼が強くなる条件が少し気になりました。
以上。
『鬼滅の刃』2巻の感想(ネタバレあり)でした。

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