神の庭付き楠木邸7巻の感想(ネタバレあり)山神さんも湊もパワーアップ!

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神の庭付き楠木邸7巻の感想(ネタバレあり)

※ネタバレ注意!ストーリーや内容を『あらすじ』として説明した後で、『感想』を書いています。
つまりネタバレ前提での感想記事です!

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神の庭付き楠木邸7巻
/えんじゅ
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【評価】
・いつも通り面白かったです
・瑞獣の声が聞こえるように!
・天狐様の訪問
・湊が本気で激怒する
・神霊(エゾモモンガ)の名前が決定!

作品の特徴(5段階評価)
おすすめ度:   ★★★★
読みやすさ:   ★★★★
ラブコメ量:   ■
戦闘・バトルの量:■■■
男女比:     男:女=2:1
・神様たち・チート主人公・悠々自適な生活・異能・神聖

・山神さんの山に人が来るようになった!

――(あらすじ)――
湊(みなと)は山神さんの山、方丈山を整備しました。かずら橋も修繕され、湊の目論見通り人々が山を訪れるようになりました。
訪れた愛鳥家が写真をネットに上げ、希少な生き物の多い山として知名度が上がり、連日盛況と言っていい程の観光客が訪れます。

これまで山神さんは人々からの信仰が薄れた影響で、力を失っていました。
しかし湊のおかげで人々からの信仰が戻り、力を取り戻しました!

ある日。
祝宴の席で酔った山神さんは、盛大に楠木邸の庭の改装をしました。
しかし今度は以前のように、チワワサイズまで縮むことはありませんでした。力が増している証拠です。
ライバルである天狐とも互角に戦えるようになりました!

――(感想)――
もう山の整備を終えていたとは。湊の仕事が早いです!
広い山を一人で整備するのは相当大変なはずですが、きっと風神の力をうまく使ったのでしょう。
山神さんの力が強くなったので、弱って消えかけてしまうようなことはもう無さそうです。
たまには小さくなった山神さんを見たい気もするので、そこは少し残念です。

さて、山に人が来るようになるということは、良いことばかりではありません。
ゴミを平気で捨てていくような輩もいますし、希少な動物目当てに愛好家たちが集うということで、マナーの悪い写真家などもいることでしょう。
3匹のテンの眷属たちは、悪い人間からの悪臭にも慣れたようですが、悪臭がするということに変わりありません。
良くも悪くも、湊は山神さんの山を大きく変えてしまいました。
個人的には、ちょっと湊はお節介だったのではと思わなくもないですが……山神さんがまんざらでもなさそうなので、これで良かったのでしょう。
山神さん、パワーアップおめでとうございます!

・湊が瑞獣と会話できるようになった!

――(あらすじ)――
湊は山神さんや瑞獣たちをよく観察するようになりました。
すると瑞獣が神とは違う存在であること、しかし神の力も持ち合わせていること、山神さんの方が瑞獣たちより力が強いことなどを感じ取ることができるようになりました。

湊には持って生まれた才能があり、また普段から神々と接していて、瑞獣たちからの加護も受けています。
なので彼は鍛錬を積めば、あらゆる物を感じ取ることができるようになります。

更に湊は意識を集中させ、瑞獣たちの声に耳を傾けます。
やがて湊は、瑞獣たちの声を聞いて、彼らと会話ができるようになりました!

――(感想)――
今まで言葉が通じなかった瑞獣たちと、これからは会話して意思疎通をとることができます!
妖怪の姿も見えるようになり、エゾモモンガの神霊の声も聞こえるようになりました。
一方、悪霊はあえて見えないままでいる方針のようです。
湊なら訓練すれば悪霊も見えるようになりますが、生前の恨み辛みによって悪しき物へと変わってしまった存在の声が聞こえるようになってしまうと、これまでのように無慈悲に祓うことが難しくなってしまいます。
世の中、知らない方が良いこともあるということなのでしょう。

さて、声が聞こえるようになった瑞獣や神霊ですが……、
エゾモモンガの一人称が麿(まろ)なのが意外!平安時代の貴族ですか。
麒麟って男性だったんですか!? ずっと女性のイメージでした。
鳳凰(鳥さん)も厳かなイメージでしたが、若々しい青年のような声だそうで、これも少し意外です。
湊も『麒麟→女性』、『鳳凰→王めいた声』というイメージを持っていたようです。私と全く同じです!
やはり文章を読んでいる限りそんな声をイメージするのが自然なのでしょう。
もしかすると作者さんが意外性を出すためにこういう声に決めたのかもしれません。
ただでさえ男子率の高いシリーズなので、麒麟さんは女性であって欲しかったです!

今、この『神の庭付き楠木邸』はアニメが放送されています。
私としてはセリ・トリカ・ウツギの声がイメージと違い、少し戸惑っているところなのですが……作中で湊も同じような、声での戸惑いを感じていたのは面白かったです。

・天狐が楠木邸を訪問する(大賑わい!)

――(あらすじ)――
天狐の姿を一目見ると、普通の人間はたちまち惚れてしまい、彼女の虜となってしまいます。
良くないことに、天狐の方もそれを知っていながら人の前に姿を現し、自身と人々との橋渡しをしている神社の宮司(ぐうじ)などを惚れさせています。

そんな天狐がたくさんの眷属たちを連れて、楠木邸にやってきました!
湊は普段から神々と接しているため、天狐に惚れてしまうことなくおもてなしすることができました。
楠木邸の庭はキツネまみれとなり、大変賑わいます。湊お手製の稲荷寿司を皆で堪能しました。

――(感想)――
天狐の眷属たちは雌(メス)ばっかりです!このシリーズでは珍しく姦しい様相となりました。
楠木邸の庭がこの密度で埋まったのは初めてかもしれません!大勢に喜んで貰えたようで何よりです。
少し気になったのですが、1匹だけ雄の狐もいました。ツムギが白い狐にストーカーされている件もあるので、眷属同士での恋愛もありえます。
1匹だけの雄狐はまだ子供のようですが、今後成長したらハーレム状態です!周りが雌狐ばかりというのは、どうにも肩身が狭そうでもあり、羨ましくもあり。難しい立場になりそうです。
風紀が乱れないかも心配です。

さて、眷属たちは楠木邸で楽しいひと時を過ごしたのですが、当の天狐は山神さんと一緒に神域に入り、暴れまわっていたようです。
山神同士は顔が合わせると、どうしてもケンカになってしまうようです!眷属たちはそれを『じゃれあい』と思っているようですが……。
神同士のケンカでは、そうそう怪我を負ったりはしません。しかし暴力なのでやはり心配です!
特に天狐は女性(雌狐)。
神の世界に性別による力の差は無いのかもしれませんが、山神さんは天狐を容赦なく攻撃していそうで、絵面を想像するとだいぶ抵抗を感じます。
神同士、もう少し穏便に、穏やかな関係を築いて欲しいものです。

・湊が激怒!町が崩壊の危機に

――(あらすじ)――
霊亀、応龍、麒麟と並び四霊に数えられる瑞獣、鳳凰。(通称『鳥さん』)
今は楠木邸に住み着いている彼(鳳凰)は職人芸が大好きで、大工仕事や工芸品を作る過程を見るのが趣味です。
湊が護符や木彫りを作る様子も好きなようで、湊が気を抜いたり、力の込め方が悪かったりするとすぐに指摘して指導してくれます。
そんな鳳凰は、気に入った職人を見つけると自身の力を分け与えてしまう癖があり、そのせいでなかなか元のサイズに戻れません。
ひよこ程の大きさだった頃から少しは成長したものの、いまだ若鳥程度の大きさで、他の霊獣と比べるとまだ弱く危うい状態です。

そんな鳳凰が悪い退魔師に捉えられてしまいました!
怒りに我を忘れた湊は風の力を開放し、辺りは暴風に包まれます。
周りが止めてくれなければ、危うく湊は町一帯を丸ごと吹き飛ばしてしまうところでした!

――(感想)――
『両手を切り落としてしまえばいい』
こんなことを湊が思ってしまうとは。
以前より湊が神に近づいているとは思っていたのですが、思考も神寄りになってはいないでしょうか!?
さらにこの発言は前提として、湊が『人の両手を切断できる力』を持っていることも示しています。もはや湊は圧倒的な強者になってしまったのですね……。今の湊は人に罰を与えられる存在です。生殺与奪の権は湊が握っています。
無意識で町を消し去りかけましたし、今の湊は危険な存在です!
生まれ持った祓いの力、経済力、そして風神の異能。ここまでの力を手にして、この先一体、湊はどうなろうというのでしょうか!?

まだ湊は成長途中のようですし、今後もっと力を伸ばすことでしょう。
湊は自分の力について考え折り合いをつけて、今後どう人として生きていくかを、ちゃんと考えた方が良いと思います。
神々に振り回され流されているだけでは、力を持つ者として無責任なのではと、真面目に考えてしまいました。

(「神の庭付き楠木邸」7巻の感想・ネタバレあり)

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