神の庭付き楠木邸4巻の感想(ネタバレあり)息抜きのため、山神さんと一緒に散策へ

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神の庭付き楠木邸4巻の感想(ネタバレあり)

※ネタバレ注意!ストーリーや内容を『あらすじ』として説明した後で、『感想』を書いています。
つまりネタバレ前提での感想記事です!

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神の庭付き楠木邸4巻
/えんじゅ
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【評価】
・いつも通り面白かったです
・湊と山神さんのプチ二人旅!
・神に近づいていく湊

作品の特徴(5段階評価)
おすすめ度:   ★★★★
読みやすさ:   ★★★★
ラブコメ量:   ■
戦闘・バトルの量:■■
男女比:     男:女=2:1
・神秘的・かわいい・恋愛無し・癒し・理不尽・日常

・湊が息抜きで外出!

――(あらすじ)――
楠木湊(くすのき みなと)は現在住んでいる家の管理人であるため、毎日の掃除を怠りません。
さらに陰陽師の播磨のために護符を作成し、実家の宿で使う木製のキーホルダーも日々作成しています。(実家用のキーホルダーはしょっちゅう盗難されてしまうので、すぐに作り直さなくてはいけません)

そんな働き詰めの日々を送っていた湊は、もはや退魔の力を込めることができなくなるほど疲弊していました。
見兼ねた山神さんがお勧めのきび団子屋さんを紹介してくれるということで、仕事を休止して散策に出かけることになりました。

楠木邸があるのは『方丈町(ほうじょうちょう)』という町の北部。
きび団子屋があるのは南部であるため、山神さんと一緒にタクシーに乗り移動し、しばし湊たちは息抜きに興じました。

――(感想)――
今までも陰陽師の手助けで外出したり、湖を浄化したりしたことはありました。
しかしこの第4巻のように、ほぼ1冊丸々楠木邸の外にいることは初めてです!

楠木邸に住み着いている神があまり出てこなかった分、一般の人間との交友が多くて新鮮でした。
個人的に、湊はもっと人と関わった方が良いと思っていました。幸い今回は色んな人たちと知り合いになり、交友の幅が広がってくれました!
俗世から離れて半ば仙人のような暮らしをしていたので、これから湊がより人間らしい生活を送れると嬉しいです。

散策中に陰陽師の葛木(かつらぎ)と、その式神たち(サメ、ジェンツーペンギンなど海の生き物がモデルになっている)との出会いがありましたが、すぐにお別れしてしまい残念でした。
なかなか運命を感じる再会だったので、もっと湊との関係を掘り下げて欲しかったです!
今後に期待。

・山神さんの登場に大歓喜の出版社!

――(あらすじ)――
山神さんがいつも読んでいる雑誌には、山神さんをモデルにした狼のマークが入っています。
雑誌には必ずスイーツ特集が載っており、山神さんはその雑誌で下界の和菓子(特にこし餡!)の情報を得ていました。

実はこの雑誌の編集者の先祖は山神さんと縁があり、正真正銘、雑誌に載っているスイーツ記事は山神さんへ向けた内容でした!
しかし子孫である今の記者は、山神さんの存在すら認識できていません。いるかどうかも分からない神に向けて記事を書き続け、長年空しい思いをしてきました。

そんな折に山神さんを連れて、湊が雑誌の出版社を訪れました。
山神が実在することを知った社員たちは大興奮!
また山神さんが記事を読んでいたことを知ると歓声が上がり、ひれ伏し、むせび泣くのでした。

――(感想)――
山神さんが女神だと思われていたのは驚きました!

「っていうか、山神様! その声、お、男、いや、男神(おがみ)なのか!? しかも、おっさんじゃねぇか!」


山神さんが湊以外の人間と会話するのは極めて珍しいです!
普段はそっけない山神さんですが、喜ばれて悪い気はしないようで、威厳に満ちたバリトンボイスまで披露してくれました。
感動的でとても微笑ましい出来事でした。

・楠木邸に来た悪者に制裁を!

――(あらすじ)――
湊と山神さんが方丈町の南部を散策中。
楠木邸に悪徳な退魔師の二人組が訪ねて来ました。
しかし湊たちは外出しているため、二人が玄関で呼び出しをしても返事はありません。

やがて楠木邸に勝手に入り物品を盗もうとしたため、山神さんの眷属であるセリ・トリカ・ウツギは制裁を加えることにしました。

――(感想)――
不法侵入!更に窃盗罪!犯罪者が楠木邸に来てしまいました!
湊に対しては穏やかな3匹のテンたちですが、悪者に対しては容赦しませんでした。
命までは取りませんでしたが、二人は一生もののトラウマを抱えて生きていく事になってしまいます。
3匹とも毒草が名前の由来になっているだけあって、なかなか手厳しい仕打ちでした。(ドクゼリ、トリカブト、ドクウツギ。日本三大毒草です)

良い人は神様から好かれて幸福になり、悪い人は神様の怒りを買い罰せられる。そんな、昔話の教訓めいた一幕でした。

・山を改装する許可がおりた!

――(あらすじ)――
南部へ散策に出かけた帰り道。
湊の前にまたしても神域が出現しました。
しかもその内部には、何らかの神様と人間の気配が感じとれました。
人間が神様に連れ去られる、いわゆる『神隠し』である可能性もあったため、湊は確認のために内部に入って行きます。
そして神域内での出会いと縁によって、山神さんの山の持ち主が発覚しました。

現代では山神さんの存在を知る人が減り、そのせいで山神さんの力は弱くなっています。
庭の改装の度に小さくなったり消えかけたりする山神さんを気にしていた湊は、山を改装して人々の注目を集め、山神さんに力を取り戻して欲しいと願っていました。

湊は地主と直接話をして、山を改装する許可を貰うことができました!
山神さんに強くなって貰うべく、湊が動きます。

――(感想)――
あまり物欲の無い湊は、今まで大金を手に入れても神様たちへのお供え物(高級品!)を買うだけで、自身のためにはあまりお金を使いませんでした。
しかし急に大金が必要になりました!山神さんの山の大規模改装!
相変わらず自分のためではないのが湊らしいです。

湊は護符を作る能力が上がってきていますし、今回の散策で木彫りの彫刻を買い取りたいという店とも巡り合えました。(湊は彫刻も作るようになりました)
また、実家の『くすのきの宿』では、湊の作成したキーホルダーが盗難される度に、代償として大金が置いていかれます。そのお金は湊のために貯金されているそうで、本人の知らぬところで湊は大金持ちになっています!
更には彼自身の運気もとてつもなく上がっていて、宝くじを買えば必ず当たる始末。

稼ぐ能力、貯金、そして金運。湊は全て持っています!
資金ならいくらでも調達できそうです。
これだけのお金を使って、山神さんの山が一体どんな変貌を遂げてしまうのか、とても楽しみです!

(「神の庭付き楠木邸」4巻の感想・ネタバレあり)

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